冬野さほ『ツインクル』

ツインクル (Mag comics)
読み終わりました。
ドラマにも、ストーリィにもなってないよーな、トリトメのない日常の断片のようなマンガたち。
コドモが主人公で、コドモがマンガの主観なので、セリフも支離滅裂で、心理描写もツタなく幼い。でも、ものスゴく純粋。
冬野さほの、コドモを描く視線は、イジワルで残酷なカンジがするのだけど、容赦のない分、コドモに対してまっすぐで優しく見える。
コドモを見守る保護者として、味方として、ハタマタ恐れの象徴として、「ママ」は、チョコチョコ出てくるのだけど、「パパ」はホトンド出てこないのヨネ。フシギ。
チナミに、このコミックに収録されている「cloudy wednesday」とゆー作品は、おとといくらいに紹介した高野文子の『黄色い本』に、この作品のカバーが載ってるので、あわせてチェキラッチョ。