衿沢世衣子『おかえりピアニカ』

おかえりピアニカ (Cue comics)
やっと出た!!待ちに待った、衿沢世衣子の初コミック!!もうドキドキ・ワクワクで、(自転車で)走って買いにゆきました。(フラフラ第3弾。)
思春期のグニャグニャと不安定な、でも、ナニかに進んでゆく、そんな心理を描かせたら、天下一品。「甘酸っぱい」ってゆーよりは、あの、奥歯でアルミホイルを噛んだトキのよーな「ホロ苦くて歯がゆい」感情。あ〜、もう好き。
よしもとよしともが原作を書いてる(!)マンガが、1編収録されてるのですが、コレも良い。よしともも、衿沢も、「ワリとドライな視点でマンガを描くヒト」だと勝手にワシは思ってるのですが、この作品は二人の違いがけっこーワカる。よしとものドライさは、「ナナメ45度(やや上ギミ)から見てるよーな憂いのあるドライさ」なのだけど、衿沢のドライさは、「正面から堂々と見据えるスガスガしいドライさ」。まぁ、ドッチも好きなのですが。まぁまぁ、ゼヒゼヒ読んでみてくだサイ。