羽海野チカ『ハチミツとクローバー』全10巻。

ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス)
読んだマンガと本の感想を、イッキに。まず、『ハチクロ』さん。祭り終了〜(読み終わり。)。
全編を通して、ワシが泣いたシーンは、3つ。
竹本くんが「自分探し」の旅から帰ってきて、はぐちゃんに、「好きだよ。」とゆうシーン。
はぐちゃんが、手にケガをして、病院で痛みをコラえながら、神経がツナがってるコトを確かめるシーン。
ラストの、新幹線に乗る竹本くんに、はぐちゃんがお弁当を持ってくるシーン。
やっぱり、このマンガの、裏主役は、竹本くんヨネ〜。と、シミジミ。
このマンガって、オトコのコが、オンナのコに、精神的に近づいてゆくと、肉体的に遠くに離される。はぐちゃんに近づいた、森田さんはアメリカに、竹本くんは「自分探し」に。山田さんに近づいた、野宮さんは鳥取に。リカさんに近づいた、真山は藤原ジムショに。
そして、再び、帰ってきて肉体的に近づくと、離される前より、精神的に近くなる。
でも、サイゴに、はぐちゃんが選ぶ殿方が、肉体的にイチバン遠そうな、花本先生なのヨネ。ソレって、はぐちゃんが、イツまでもケガれなくピュアでいて欲しい、ってゆー作者(あるいは読者。)の願望なのカシラ〜。
通して読んで、アラタメテ、良いマンガだなぁ〜、と思いましたトサ。