よしながふみ『フラワー・オブ・ライフ』全4巻。

フラワー・オブ・ライフ (1) (ウィングス・コミックス)
白血病のタメに、1年休学して、復学した、マンガ家志望のオトコのコと、それを取り巻くヒトビトの群像青春マンガ。
オモロかったです。
熱すぎず、冷めすぎず、爽やかすぎず、ドロドロしすぎず、非常にリアルに、自分の高校時代を想い返しながら共感できるマンガ。
ダレでも、学生のトキに体験したコトのあるよーなエピソード(例えば、トモダチと買い物にゆく、とか、本の貸し借りする、とか。)を、キチンとエンターテイメントとして、描ききってる。
自己と、他人との距離を測りながら、友情も恋愛も勉強も、ドコまで踏み込めばいいのだろ〜、とモガキながら悩みながら、手探りで進んでるカンジ。青春!VIVA★青春!!
ワシは、モチロン、超オタクな鉄仮面少年・真島に、ハゲしく萌えだったんだけど、真島に萌えられるヒトは、「自分にある程度、『オタク』って自覚があるヒト。」らし〜。。。
ラストの終わり方が、モノゴトの決着のつけ方と、余韻の残し方のバランスが絶妙で、スバラすぃ。スッキリするのだけど、フゥ〜と後ろ髪をヒッパラれるよーな、ステキな終わり方。