桐野夏生『残虐記』

残虐記 (新潮文庫)
お盆休みに読んだ本・マンガ・DVDなどなどを、ダラダラと。
コレは。。。だいぶと前に読んだな。。。
(作中の)小説家が、少女時代に誘拐・監禁された過去を、手記形式でつづった小説(アクマでフィクションです。)。
ドコまでが、現実であったデキゴトなのか、主観が入ってねじ曲げられているのか、アイマイで、ゾクゾクするよーなリアリティと、フワフワした夢想が入り混じる。
桐野作品でゆーと、『グロテスク』に似てるカナ。
作品全体のネットリとした湿度が、夏にはピッタリかも。