かんたんたんか。

ショートソング (集英社文庫)
枡野浩一『ショートソング』
歌人枡野浩一の、小説。
2人の対照的なオトコのコが、交互に語り手になる形式。章立てのひとつひとつが、すごく短いので(たぶん、ケータイ小説で連載されてたからだと思う。)、サクサク読めます。
オモロかったです。出てくるオトコのコが、なんだかステレオ・タイプすぎるな。。。とゆー気がしますが。
トコロドコロに出てくる短歌が、すごく良い(何人かの歌人の実際の作品を引用してるのだそーです。)。短歌を見ると、日本語のオモロさと、難しさをすごく感じる。
あと、吉祥寺の実在する食べ物やさんやカフェが、いっぱい出てくるんだけど、ソレは。。。なんか。。。スカしたカンジがして、チョットなぁ。。。と、思った。田中康夫の『なんとなく、クリスタル』みたい、とゆーか(モチロン、悪い意味で。)。