吉田修一『パーク・ライフ』

パーク・ライフ (文春文庫)
スゥ〜とカラダに染み込む、空気とゆーか、水とゆーか、粒子のよーな小説。
トクにナンのヘンテツもないササイな日常を、サラサラと書いているカンジ。ソコにあるのは、ササイな幸福感と、ササイなあきらめ。
すごくオモロいワケでも、すごくツマらんワケでもなく、なんとゆーか、自分の日常にチョコっと小さなエピソードが加わったよーな小説。悪くゆーと、読後に、ホトンド感想が残らない。。。
そして、気になるのが、「ラガーフェルド」とか、「スターバックス」とか、「ダ・ヴィンチ」とか、オサレ感を意識しまくってるカンジの舞台設定。ああ、オトコの自意識が見えかくれ。。。って、コレも意図的なのかもしんないけどー。(作者、アタマ良さそーだし。)
でも、コレで芥川賞かぁ〜。う〜ん。。。