瀧口範子『にほんの建築家 伊東豊雄・観察記』

にほんの建築家 伊東豊雄・観察記
『行動主義 レム・コールハース』の作者による、続・ケンチク家追っかけエッセイ。
『行動主義』に比べると、「ワタシが、ワタシが。」的な文章が少なくなり、視線が第三者的で読みやすい。
飄々として、なんとなくトラエどころのない、でもズブッと1本芯が通ってる、そんないとーさんのケンチクのように、設計し、生活する、いとーさん。
イチバンおもろかったのが、ソレゾレの書院の経歴と、いとーさんから見た所員観、所員から見た伊東観のトコ。やっぱ、自分が、まだ所員なだけに、他のジムショの所員って気になる、気になる。