2010-03-10 今だから感じる。 本 角田光代『八日目の蝉』 もう、ポロポロ泣いてしまいました。 かつての不倫相手の赤ちゃんを誘拐し育てるオンナと、その誘拐された子供の視点から描いた小説。 コレは、生まれたばかりの赤子を、ヒザに抱っこしながら読むと、もう感情移入しすぎちゃって、ズキズキでした。 角田さんて、歪んだ家族関係をテーマによく書いてるけど、コレがイチバン読後感が良かったなぁ。