Mobile Art。

そのまま、ドシャブリの中、代々木へ移動。
オリンピック・プラザでやってる、CHANELの全世界7都市を巡る移動式美術館「Mobile Art」を観る。
パビリオンは、ザハ・ハディド設計。↓。

丹下さんの代々木体育館の吊屋根の前に、ヌメッとしたパビリオン。この取り合わせ、ステキです。
この展覧会、チケットは、なんと無料!(ただし、事前予約が必要。チケットは、もう、ホトンド完売みたい。)
ひとりひとり、ヘッドフォンを装着して、ソコに流れる音声にしたがって、パビリオン内を歩く、お化け屋敷形式(?)の観賞方法。
アート自体は、たいしてオモロくないのですが、音声に沿って歩くストーリィ性と、ザハのつくる有機的なフォルムを巡る空間の体験が、オモロいです。
あ、あと、観覧者は、だいたい1分くらいのタイムラグを持って、ひとりひとりスタートしてゆくのですが、その、ちょっとの時間のズレを持って、でも、自分とまったく同じ経験をしてるヒトが、自分の前と後ろに、延々と続いてる、ってゆー行為が、すごく奇妙なカンジで、オモロかった。(例えば、後ろのヒトの行動を見て、「ああ、このヒトは、自分が1分前に体験したコトを、今体験してるのだなぁ。」と思ったり。)
アートで、イチバン良かったのは、街並の映像を、水たまりに映して、その水たまりを観賞するヤツ、かな。
まぁ、なんにしても、CHANEL、金あるな!